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記録回復の野党案を可決 参院本会議

民主党など野党3党が共同提出した年金記録回復促進法案は3日午前の参院本会議で、民主、共産、社民、国民新各党の賛成多数で可決、参院を通過した。与党は「欠陥が多い法案」として反対。衆院では与党が多数を占め、成立は困難な情勢だ。

法案は年金記録の訂正を申し立てた人の救済を進めるため「年金記録確認第三者委員会」の審査基準を大幅に緩めて、救済範囲を広げる内容。
posted by 雇用保険 at 23:47 | 年金改革

2050年度に現役の40%割れ 共働き、男性単身の厚生年金

厚生労働省は26日、65歳時に受け取る厚生年金の給付水準について、2050年度時点で、40年間共働きや男性単身の世帯では現役世代の平均手取り賃金の40%を割り込むとの試算を、社会保障審議会(厚労相の諮問機関)年金部会に示した。

妻が専業主婦のモデル世帯では、かろうじて政府公約である「現役の手取りの50%」を達成できる見通しだとした。

モデル世帯は、平均的なサラリーマンと、同年齢の専業主婦の夫婦が40年加入したと想定。モデル世帯の給付水準は現時点で62・3%だが、徐々に目減りし、50年度に65歳となり年金をもらい始める世帯は50・1%となる。

これが40年間共働きの世帯の場合、現時点ですでに48・3%と50%を切っており、50年度には39・9%まで低下。また、男性の単身世帯だと、現時点の43・9%から、36・7%まで落ち込む結果になった。これは、夫の収入を2人で分け合う専業主婦世帯のほうが、1人当たりでは共働きや男性単身よりも平均的に低所得となり、厚生年金の所得再分配機能が働くため。
posted by 雇用保険 at 21:28 | 年金改革

年金は「国民生活省」担当 厚労省分割素案原案

河村建夫官房長官は26日、麻生太郎首相が指示した厚生労働省分割の素案原案を舛添要一厚労相ら関係閣僚に示した。厚労省を「国民生活省」と「社会保障省」に2分割。年金は社会保障省ではなく、所得保障という観点から雇用とともに国民生活省が担当するとしている。

国民生活省では年金、雇用のほか、内閣府が一部担う少子化対策を担当。加えて、文部科学省が所管する幼稚園と厚労省の保育所も一体化(幼保一元化)して統合するほか、内閣府の男女共同参画、青少年対策も移管させる。

 一方の社会保障省は、残る医療、介護、福祉などを担当する。

政府は週内にも素案を取りまとめる考えだが、舛添厚労相が「拙速でやるべきではない」と反対するなど関係閣僚から異論が出ているほか、与党内にも慎重な意見が続出しており、議論は曲折が予想される。

素案原案は組織再編のほか、(1)閣僚主導に適した規模にする(2)「国民本位」「現場重視」の視点でサービスを強化する(3)各省からの人材投入により人員を強化する−の3点の基本的な考え方が付記されている。 
posted by 雇用保険 at 22:41 | 年金改革

世代間格差が拡大 厚労省試算、70歳世代で給付上昇

厚生年金で来年70歳となるモデル世帯が保険料納付額の6・5倍の年金を受け取れるのに対し、30歳以下では2・3倍にとどまるなど、公的年金の世代間格差が5年前の想定よりも広がっていることが25日、厚生労働省の試算で分かった。

年金改革を実施した2004年時点では6・3倍と想定していた70歳世代の倍率が上昇する一方、若年層は横ばいとなった。人口減少に応じて給付を抑制する「マクロ経済スライド」の開始が、デフレなど経済環境の変化でずれ込んでおり、そのしわ寄せで後の世代ほど抑制幅が大きくなるためだ。

厚生年金については夫が平均賃金で40年加入、妻が40年専業主婦というモデル世帯、国民年金は40年間保険料を完納した場合で、平均寿命まで生きる想定で計算した。

将来の貨幣価値を現在価値に換算すると、厚生年金では来年70歳の世代は約900万円の保険料納付額に対し、約5600万円を受け取れるが、30歳の世代は約3000万円の納付額に対し、受給額は約7000万円。

国民年金でも、来年70歳の4・5倍に対し、35歳以下は1・5倍となり、04年時点の4・3倍と1・7倍との想定から格差が拡大した。
posted by 雇用保険 at 22:18 | 年金改革

郵便局が年金相談へ 社会保険労務士紹介で支給漏れに対応

全国郵便局長会(全特、浦野修会長)は、高齢者に多い年金の支給漏れに関する相談活動に取り組む方針を固めた。各局の利用者に年金記録の見直しを呼び掛け、年金捜し専門の社会保険労務士を紹介する。

 17日に千葉市で開く通常総会で正式決定する。

 いわゆる「宙に浮いた年金」だけでも3月末現在、約1700万件の加入者が特定できない状態。社会保険事務所などに出向くのが難しい地方の高齢者らにとって、身近な相談窓口になりそうだ。

 全特は旧全国特定郵便局長会を母体に郵政民営化後、旧普通郵便局長も参加する団体。各局はポスターやちらし、イベントなどで、支給漏れが多い職歴の例などを知らせ、年金記録の見直しを利用者に呼び掛ける。相談が寄せられた場合、個人の支給漏れ年金を見つけ出すのが専門の社会保険労務士グループ「年金支援ネットワーク 産友」(事務局・埼玉県川口市、柴田友都代表)を紹介する。関東地方から始め、約2万4000ある全郵便局に拡大したいという。

 年金相談は郵便局の担当業務ではないが、全特は「『地域に根ざした郵便局』を理念に掲げるわれわれが、積極的に取り組むべき活動だ」(浦野会長)と説明。特に旧特定郵便局の住民との深い付き合いが、支給漏れ年金の掘り起こしに威力を発揮するとみている。郵政民営化の見直しを求める全特にとって、相談活動を通じて郵便局の存在感を示す狙いもある。
posted by 雇用保険 at 01:22 | 年金改革

改ざん濃厚29万件 厚生年金標準報酬、疑い2条件該当

厚生年金の算定基礎となる標準報酬月額が改ざんされた可能性の高い記録が、社会保険庁がこれまでに公表した6万9000件にとどまらず28万9000件に上ることが3日、分かった。報酬が大幅に引き下げられているなど改ざんが疑われる3条件のうち2つ以上に当てはまる件数で、1つにだけ当てはまる79万2000件まで含めると、改ざんの疑いがある記録は108万1000件になる。

 記録が改ざんされていると、受け取れる年金は減ってしまうため、社保庁はこれらの記録の持ち主のうち現役加入者に対し、4月から発送を始めた「ねんきん定期便」に注意喚起の文書を同封している。しかし文面はすべて同じで、改ざんの疑いの強さに応じた内容にはなっていない。

 社保庁は昨年、改ざんの疑いのある記録を検索する際、(1)標準報酬引き下げと同日か翌日に厚生年金からの脱退処理が行われている(2)標準報酬が5等級以上引き下げられている(3)6カ月以上さかのぼって記録が変更されている−という3条件を設定。3条件すべてに当てはまる6万9000件が「改ざんの疑いが極めて強い」と位置付け、昨年9月に公表した。しかし、2条件に当てはまる記録も調べた結果、22万件が該当。合わせると28万9000件となった。

 社保庁は「2条件に該当する記録はすべてが不適正とは言い切れない」との見解だが、民主党は「改ざんの可能性が十分高い」と批判している。

 3条件に1つでも当てはまる記録を単純合計すると143万9000件だったが、重複分を除くと108万1000件となる。内訳は約60万件が現役加入者の記録で、残りが既に年金を受け取っている受給者分。
posted by 雇用保険 at 23:04 | 年金改革

国民年金納付率が最低へ 08年度不況響き10カ月で61・1%

社会保険庁は1日、昨年4月から今年1月までの10カ月間の国民年金保険料の納付率61・1%だったと発表した。不況による雇用情勢の悪化で滞納が増えたことも響き、2008年度の納付率は、過去最低だった02年度の62・8%を下回る公算が大きくなった。

 政府は納付率を80%に引き上げることを目標にしているが、抜本的な対策はないのが実情。今後も納付率が低水準なままだと、厚生年金の給付水準(所得代替率)を政府が約束した「現役世代の収入の50%台に維持する」のは困難になる。

 国民年金は、自営業者や非正規労働者らが加入。失業した人は、企業の厚生年金から国民年金に切り替わるが、生活費を確保するため保険料を払っていない人が増えているとみられる。

 08年度は、納付率が02年度を上回るためには、残る2月、3月分の2カ月で1・8ポイント以上、上積みしなければならないが、07年度の場合、0・8ポイントのアップ。社保庁は年金記録問題の対応に追われて保険料の徴収に十分な人手を割けず、今後、2カ月分の納付率を大幅に上げるのは難しい状況だ。

 国民年金の納付率は1992年度の85・7%をピークに低落傾向に。社保庁が対策を強化した03年度から上昇に転じたが、年金不信の高まりなどで06年度に再びダウンし、07年度は63・9%となった。
posted by 雇用保険 at 19:41 | 年金改革

あれれ?問い合わせ先…うどん店 年金裁定センターが書類に記載ミス

愛知社会保険事務局は、年金支給を請求した111人に対して年金裁定センター(名古屋市中区)が3月に送った書類の問い合わせ先に、誤って名古屋市内のうどん店の電話番号を記載するミスがあったと発表した。請求者の1人が実際にうどん店に電話をかけ、ミスが判明した。

 同事務局によると、昨年12月から今年1月にかけて笠寺社会保険事務所で国民年金と厚生年金の請求をした111人に対し、受け付け後2カ月以内に給付ができないことを知らせる「遅延理由書」を同センターが作成して、3月に発送。その際、職員が照会先として同センターの電話番号を誤って記入してしまった。

 電話番号が偶然、実在するうどん店の番号だったために、発送翌日に受け取った1人が電話をして発覚。同事務局はうどん店の経営者に謝罪し、111人にあらためて訂正文を送ったという。

 このほか同事務局は、中村社会保険事務所が昨年10月、名古屋市中村区内の男性(20)が国民年金の5カ月分の保険料8万5760円を納めた記録を誤って津島市の別の男性からの納付記録として入力していたことなど6件のミスを発表した。
posted by 雇用保険 at 20:56 | 年金改革

年金加算金法が成立 記録漏れ260万人対象、平均1万6千円

社会保険庁記録漏れ年金が未払いになっていた場合に、物価上昇分を上乗せして支給する年金支払い遅延加算金法が24日午前、参院本会議で全会一致で可決され、成立した。加算金は平均的ケースで約1万6000円。企業が厚生年金などの社会保険料を延滞した際の利息を引き下げる延滞金軽減法も成立した。

 加算金は過去5年を超える未払い期間が対象で、5年以内の人には支払われない。対象となる年金受給者は初年度で260万人程度と見込まれる。

 60歳から75歳まで年間5万8000円が未払いになっていた平均的なケースでは、70歳までの10年間の物価上昇分として約1万6000円が支給される。

 既に記録訂正を済ませ、未払い年金を受け取った人も社会保険事務所に請求すれば受け取れる。施行は公布から1年以内。社保庁のシステム開発が必要なため、来春になる見通しだ。

 必要となる財源は初年度で560億円程度と見込まれ、年金特別会計から支出する。

 一方、延滞金軽減法は厚生年金だけでなく健康保険料、雇用保険料などの延滞利息を現行の年14・6%から、国税の延滞利息(今年は年4・5%)並みに引き下げる内容。来年1月1日に施行される。これによる減収額は年間約40億円の見込み。

 加算金法は民主、社民、国民新の野党3党が提出。与野党間で修正合意し、成立にこぎつけた。延滞金軽減法は自民、公明両党が景気悪化で資金繰りに苦しむ中小企業に配慮、法案を提出していた。
posted by 雇用保険 at 20:43 | 年金改革

年金記録の訂正申し立て10万件突破

社会保険庁で年金記録が見つからず、本人も保険料を納めた領収書などを持っていない場合の年金給付を審査する総務省の「年金記録確認第三者委員会」は22日、記録訂正の申し立てが12日現在で10万399件に達したと発表した。

 第三者委は年金記録問題を受け、2007年6月に発足。2年弱で10万件を突破した。最近の申立件数はピーク時に比べると減少したが、それでも月4000件程度ある。

 申し立てのうち、第三者委に送付前の社保庁段階で処理した約2200件を含め、審査を終えたのは64%。第三者委で結論を出した約6万1800件のうち、訂正が認められたのは約2万3600件で38%にとどまる。

 訂正が認められる場合でも、審査には平均7カ月半かかっており、最初の社会保険事務所での記録照会から未払い分の全額支払いまで平均で2年程度待たされるのが現状だ。第三者委は、年金を受け取っている受給者からの申し立てを優先して審査し08年度に受け付けた案件は年内に処理を終える方針だ。
posted by 雇用保険 at 22:41 | 年金改革

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